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ただ空があるだけ

今回もまたお空の話🌥

 

普段からぼんやりと空を眺めるのが好きです。。

空は色々な表情を見せてくれます。

青空、どんよりとした曇り、巻雲が覆う爽やかな曇り、大雨、吹雪、台風。。

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それぞれが全然違う表情。

でも、実際にはただ同じ空気があるだけ。

 

空気に含まれているのは、主に酸素、窒素、二酸化炭素、水蒸気。。。

青空の時も、雪の時も、嵐の時も、目の前の現実に含まれているものは酸素、窒素、二酸化炭素、水蒸気。。。

 

何も変わりません。

 

ただ唯一水蒸気の状態の違いだけが、全ての違いを引き起こしています。


晴れの時は、水蒸気が気体として存在しているので空は静か。

水蒸気が液化したり、固体化すると、それは雲になり、雲は様々な形になります。

液化した水滴や氷の粒が一定以上集まると、重くなり雨や雪となります。

そこに気圧や気温、地形などの様々な条件の変化で嵐になったり、台風になったり。

でも結局、同じ水蒸気が形を変えて現れているだけ。

やがては再び青空へともどっていきます。

 

晴れの時は、水蒸気が潜在的なエネルギーとして未発の状態で保たれています。

嵐の時は、そのエネルギーが顕在化して目の前に形として現れています。

 

でもそこにあるのは同じエネルギー状態の空。

全ての気象現象は、エネルギーを循環させるという役割を担っているだけ。

晴れの時もあるし、嵐の時もあるし、そこには優劣もないし、ただ変化する、循環するという現実だけがあります。

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自分にとっての瞑想は、こんな風に空の様子をただ眺めるような感じなのかもしれません。

どんな感情も、同じエネルギーが形を変えて顕現したもの。

そういった感情のエネルギーを、思考のストーリーや意味づけから切り離して、ただエネルギーとして感じることができれば、、

心の中に嵐が来ても、雪が降っても、形を変えて同じことが起こっているだけと安心できるようになるのかも。

その安心という一件何もないスペースには、水蒸気と同じように潜在的で未発なエネルギーが満ちている場。

一度安心というスペースができると、そのスペースこそがその先の人生の起点となっていく気がします🌈

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この雲は🐈が伸びをしているような形に見えました